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    Kokuhaku_2▼new! 告白 平成プロレス10大事件 最後の真実 1月27日発売!長州力+前田日明+川田利明+秋山準+齋藤彰俊ほか 長州政権「ドーム興行」の隆盛と崩壊 第二次UWF崩壊と3派分裂 髙田×ヒクソン戦とプロレスの凋落 アントニオ猪木の引退 橋本×小川“1・4事変”と橋本真也の死 ジャイアント馬場逝去と全日本分裂 高橋本発売 棚橋弘至刺傷事件 新日本プロレス「暗黒期」と「身売り」 三沢光晴がリング上で非業の死

    180125_takarajima▼new! プロレス リングの聖域 1月25日発売!「別冊宝島」のプロレス・スキャンダルが豪華版で登場。メディアが報じないマット界の裏ネタ満載。盟主・新日本の死角。引退したレスラーたちの知られざる生活。UWFをめぐる歴史論争。訴訟が進行するアントニオ猪木の周辺等、業界の深奥を照射する人気シリーズ

    Kaminoge_73▼new! KAMINOGE vol.73 12月20日発売!立ち止まるな。男は走りながら考えろ!表紙は前田日明と飯伏幸太の2ショット「知的な痴的な狂養講座」の開講(邂逅) ザ・グレート・カブキ 平直行・変態座談会 飛松五男 Kダブシャイン デビー・マレンコ 木村花 鈴木みのる マッスル坂井 真説・佐山サトル

    171220_gyakupro▼new! 逆説のプロレス(10) (双葉社スーパームック) 12月20日発売!前田日明「猪木さんに誘われた自己啓発セミナー」 新日本プロレス10大事件「最後」の真実 」 1.UWF電撃復帰と離脱 2.闘魂三銃士90年代制覇 3.90年代ドーム興行連発 4.北朝鮮興行 5.『週プロ』取材拒否 6.橋本小川1・4事変 7.棚橋弘至刺傷事件 8.長州政権崩壊と新日本電撃復帰 9.暗黒の00年代 10.中邑真輔電撃退団

    121219_pwhishi▼new! プロレス秘史1972-1999 12月19日発売!小佐野景浩 (著) 空前のプロレスブームと言われる昨今、その原風景として記憶に残るのは、アントニオ猪木率いる「新日本プロレス」とジャイアント馬場率いる「全日本プロレス」に他ならない。72年に旗揚げされた両団体を中心に、数々の名勝負の裏側と背景を解説

    Io_sugao_2▼new! 紫雷イオ ファースト写真集 『 素顔 』 12月16日発売!女子プロレス団体・スターダムに所属し、国内外で圧倒的な人気・実力・ルックスを誇る紫雷イオが魅せる、初ヌード。“逸女"として活躍する鍛えあげられたメリハリボディーを、しなやかかつ大胆に解放する。天才的な身体能力を誇るトップアスリートが魅せた新境地、最初で最後の限界裸身は必見です

    171213_zenshinmeikan▼new! 2018 プロレスラー全身写真名鑑 週刊プロレス 別冊 新春号 12月13日発売!この「2018プロレスラー全身写真名鑑」は、週刊プロレス本誌「2018プロレスラーカラー写真名鑑」に掲載された選手をもとに、デビューした選手、掲載できなかった選手を加えた892人の選手を掲載しています。情報は2017年11月28日現在のものです。掲載順は男女関係なく五十音順です

    171115_wp▼new! 2018プロレスラー写真名鑑号 2017年 12/5 号 [雑誌]: 週刊プロレス 増刊 11月15日発売!週刊プロレス増刊「プロレスラー写真名鑑号2018」 WWEスーパースターも収録で掲載人数は過去最多847人! 週プロ読者&週モバユーザーが選ぶ「プロレスグランプリ2017」投票ハガキ付き

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    Gedo▼new! To Be The 外道 "レヴェルが違う!”生き残り術 12月22日発売!スーパースター、“レインメーカー”オカダ・カズチカのパートナーにして、新日本プロレスに欠かせない、国内外でいま最も注目のプロレスラーの一人、外道が自らの波瀾に富んだ半生を綴った初の自伝

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    Losingobernablesdejaponロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン〈新日本プロレス〉 (スポーツアルバムNo.60) 12月18日発売!LOS INGOBERNABLES de JAPON メンバーそれぞれのユニットでの軌跡 ヒストリー・オブ・L.I.J. 高橋ヒロムの直筆絵日記などプライベート企画も実現! 証言集にはルーシュほかが登場! 豪華プレゼントもあり!

    171129_losingo▼new! LOS INGOBERNABLES de JAPON テーマ曲集 11月29日発売!2016年の東スポプロレス大賞MVP、2017年のNumber誌上プロレス総選挙第1位、2017年G1クライマックス制覇。“ドーム初メイン出場”を手中にした内藤哲也率いる“LOS INGOBERNABLES de JAPON”のテーマ曲集

    171115_thegreatfighting▼new! The GREAT FIGHTING!史上最大!プロレス・テーマ決定盤 11月15日発売!定番の「スポーツ行進曲」に、誰もが知っている名曲であるミル・マスカラス「スカイ・ハイ」、ジャンボ鶴田「チャイニーズ・カン・フー」、ビル・ロビンソンの入場曲でもあり世界的に大ヒットしたカール・ダグラス「吼えろ! ドラゴン」などのオリジナル音源を収録。幻の名盤初のCD化

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    Maeda_uwf1▼new! 前田日明が語るUWF全史 上 12月9日発売!前田日明 (著) 再び議論の的となっているUWFについて前田日明がすべてを語る。当時の資料をもとに立体的に構成された、格闘技・プロレスファン待望の前田からの反論。全2巻1984~1987年編

    Maeda_uwf2▼new! 前田日明が語るUWF全史  下 12月9日発売!前田日明 (著) 再び議論の的となっているUWFについて前田日明がすべてを語る。当時の資料をもとに立体的に構成された、格闘技・プロレスファン待望の前田からの反論。全2巻1987~1991年編

    170727_gotch▼new! ゴッチ式トレーニング 10月27日発売!藤原喜明(著) カール・ゴッチが自ら実践し、愛弟子たちに課した多くの自重トレーニングを紹介。巻頭インタビュー・アントニオ猪木「我が師への両義的な想いとは?」 愛弟子・前田日明、船木誠勝、鈴木みのるがゴッチへの想いの丈を語る

    Ten_dvd▼new! LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-[特別版] [DVD] 11月15日発売予定!40年間、現役を貫いた、ミスタープロレスこと天龍源一郎。その現役生活最後の1年を綴ったドキュメンタリー。新日本プロレス、オカダ・カズチカとのラストマッチまでの日々にカメラが密着

    Tsuruta_dvd_2▼new! ジャンボ鶴田伝説 DVD-BOX 11月22日発売!全日本プロレスに“就職した”不世出の天才レスラー、ジャンボ鶴田の名勝負を厳選してDVD5枚に収録。天龍源一郎やスタン・ハンセン、三沢光晴らと死闘を繰り広げた三冠戦等、初DVD化試合満載のBOX

    Pride_kaneko2▼new! プライド 12月13日発売!高田延彦、ヒクソン・グレイシー、榊原信行を筆頭とする関係者への延べ50時間以上に渡るロングインタビューをもとに、ノンフィクション作家の金子達仁氏が“20年前の高田延彦vs.ヒクソン・グレイシー”の知られざる物語を書籍化

    Bookerk▼new! ブッカーKが見た激動の時代 UWF、そしてPRIDEの崩壊 (プロレス激活字シリーズ) 10月18日発売!川崎 浩市 (著) 著者は、裏方でありながら “ブッカーK"と呼ばれ、ファンから広く知られる存在。裏方だからこそ知り得た事実がある! 未曽有のブームから、PRIDE崩壊を経て訪れた格闘技ブームの凋落。その華やかな舞台が輝きを失っていく過程を見た男がブーム崩壊を回想する

    U_gaiden▼new! U.W.F外伝 11月15日発売!平 直行 (著) UWFから日本の総合格闘技の歴史は始まった――。のちに迎えるPRIDE全盛期に至る前に、その舞台裏で何があったのか。そしてそのキーマンであった佐山聡、前田日明、石井和義。"流浪の格闘家"としていくつものリングを渡り歩いた平直行が初めて明かす実体験総合格闘技史

    Puroresu_shinda_2▼new! プロレスが死んだ日。 ヒクソン・グレイシーVS髙田延彦 20年目の真実 10月5日発売!近藤 隆夫 (著) 1997年10月11日、東京ドーム『PRIDE 1.』から、20年。ヒクソンの圧勝、髙田の惨敗。あの日から、格闘技界の様相は一変した。プロレスの全盛期から、総合格闘技の黎明期、PRIDE全盛期まで第一線で取材・執筆を続けた著者が、この20年を詳細に振り返り、今だから明かせる真実に迫る

    Gyakusetsu_9▼new! 逆説のプロレス(9) (双葉社スーパームック) 8月17日発売!前田日明インタビュー「Uターン時の“猪木憎し”は完全なアングル」 ドン・中矢・ニールセン インタビュー 前田戦は結末の決まっていない「リアル・ビジネスファイト」だった! ミスター高橋インタビュー “藤原教室”を嫌っていた坂口征二のUアレルギー

    Rizingsun▼new! THE RISING SUN 陽が昇る場所へ 9月7日発売!"自由の謳歌"を掲げて、リングの闘いに挑んできた日々。次々に課される無理難題とどう向き合い、対処するか。決まり事や制約すらも踏み台にし、一度きりの人生をいかにして楽しむか。『KAMINOGE』井上崇宏が聞き手をつとめた5年間+αの中邑真輔インタビュー集

    Shinsukenakamurausa_2▼new! SHINSUKE NAKAMURA USA DAYS 9月7日発売!中邑真輔 (著) 「求めていたものが、そこにあった」人気絶頂のなか新日本プロレスを離れ、闘いの舞台をアメリカWWEに移した男の500日間の記録。オール書き下ろし。本書でしか見られない貴重なプライベート写真満載!

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    Shogen_uwf▼new! 証言UWF 最後の真実(宝島社) 5月17日発売!前田日明+藤原喜明+山崎一夫+船木誠勝+鈴木みのるほか17人のレスラー、関係者による禁断の告白! プロレスと格闘技の間を漂流し続けた男たちの葛藤、内紛・・・・・全内幕! 『1984年のUWF』への前田日明の反論

    Njpw_music新日本プロレスリング40周年記念アルバム~NJPWグレイテストミュージック~ 内藤哲也「stardust」収録!棚橋弘至、オカダ・カズチカなど主要選手のテーマに加え、テレビ朝日系『ワールドプロレスリング』のテーマ曲「ザ・スコア」も収録。旗揚げから40周年(2012年時)を迎えた新日本プロレスの新旧テーマ曲を詰め込んだ3枚組アルバム

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2017.06.11

前田「これはドキュメンタリーじゃないよ!」~発売から3か月、ついに『1984年のUWF』を読んで大激怒【週刊 前田日明】

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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第175回のラインナップ▼前田「これはドキュメンタリーじゃないよ!」~発売から3か月、ついに『1984年のUWF』を読んで大激怒前田日明公認リングスTシャツ&スナップバック発売~ペールワンズの店頭およびWEBにて手に入れよう・・・

              * * *

 情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明の話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)

 この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
 理想はそこですが、どうなるか。

※不定期連載となっています(全く週刊になっていません、ごめんなさい)。


▼▼▼ W E E K L Y  A K I R A ▼▼▼

前田「これはドキュメンタリーじゃないよ!」~発売から3か月、ついに『1984年のUWF』を読んで大激怒

 今年1月に入って発売された『1984年のUWF』(柳澤健著)への賛否が巻き起こり、5月にはインタビュー集としての『証言UWF 最後の真実』も発刊。ちょっとしたUWF回顧ブームとなっている。UWFとは、かつて格闘技スタイルを追求したプロレス団体。

Uwf1984▼new! 1984年のUWF 1月27日発売!現在のプロレスや格闘技にまで多大な影響を及ぼしているUWF。関わる男達の生き様を追うノンフィクション。佐山聡、藤原喜明、前田日明、髙田延彦……、彼らは何を夢見て、何を目指したのか。果たしてUWFとは何だったのか。この作品にタブーはない。筆者の「覚悟」がこの作品を間違いなく骨太なものにしている

Shogen_uwf▼new! 証言UWF 最後の真実(宝島社) 5月17日発売!前田日明+藤原喜明+山崎一夫+船木誠勝+鈴木みのるほか17人のレスラー、関係者による禁断の告白! プロレスと格闘技の間を漂流し続けた男たちの葛藤、内紛・・・・・全内幕! 『1984年のUWF』への前田日明の反論

 『1984年のUWF』では前田が否定的に描かれているが、前田本人は5月頭までこの本を未読状態(溢れてくる周辺情報を元に同書を批判していた)。そんな中、ライターの吉田豪氏が5/3イベント本番中に同書を前田にプレゼントする。
・ UWF回顧ブームでトークチケット即日完売! 前田があの本を「読ませるためだけに書いた御伽話」と一刀両断【週刊 前田日明】 プロレス-格闘技 カクトウログ

 5/29放送のニコニコ生放送「月刊リングス5月号」においては、ついに前田が読了したことを明らかに。そして大激怒! 聞き手はKAMINOGE編集長の井上崇宏氏。

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井上「(5月3日、吉田豪氏とのトークイベントで前田が『1984年のUWF』を進呈されて)その1週間後くらいですかね、前田さんから『読んだぞ』ということをボク聞きまして、そこでまず驚いたのが、ホントに読んでなかったんだと」

前田「ホントに読んでなかった、オレ。NumberでUWFの(連載)をやってるよっていうので、ああそう。本になったよ、ああそうという感じで。で、(ライターの)斎藤文彦、あるいは川崎(川崎浩市)が(『1984年のUWF』について)言ったことだとか(Facebookなどネットなどを経由して情報が入って)、それヒドイなぁと。その程度だったんですよ。

で、読んだら、ビックリしたね。ホントに。いやー、アイツ(柳澤健)もう、過去に稼いだ原稿料、貯金残高からケツの毛まで引き抜いてやろうかなと。可哀想だけど」

井上「(無料視聴タイムを終えて)有料にいっていいでしょうか!(笑)」

前田「なんかさ、事実誤認がいっぱいあるのと、あと死んだ人間、伊佐早(伊佐早敏男)さんだとか浦田(浦田昇)さんだとかの話を使ってるんだよね。言質を取れない人の話を。読んで思ったんは、シュート(シューティング側)がプロレスラー、特にU系、ゴッチ門下に対してジェラシーなんだよね。なんだかんだで総合格闘技をバーンと広げたのは桜庭(桜庭和志)がいて高阪(高阪剛)がいて田村(田村潔司)がいてアレクサンダー大塚がいてパンクラスの高橋(高橋義生)がいて、みんな海外で名の通ったヤツを倒したのはこっちなんだよね。

ゴッチ(カール・ゴッチ)さんの技術がどうのこうのって話じゃない、通用してるじゃん。じゃあシュートはどうなの?と。(トップの佐山聡を)佐山総師と言いながら、やれブラジリアン柔術、七帝柔道だと言ったり、自分のアイデンティティが全然ないんだよ、都合のいいところを金魚のうんこみたいにつなげていくみたいな。

笑っちゃうのは、オレが(第1次UWF旗揚げ戦での)ダッチ・マンテルを試合でノックアウトして血だらけにして欠場に追い込んで? 今もユーチューブにあるから見ればいいよ。ぜんぜんそんな試合じゃないから。すげー退屈なプロレスの試合だよ。あのとき長州コールや猪木コールがかかってってあったけど、なんでかと言ったら、当時ユニバーサルに行った前田日明は『新日本の裏切り者』だと。新日本のファンがやってきてそういうシチュエーションで浴びせたんであって、オレがどうこうというのではないんだよ。

それで当日は新間(新間寿)さん来なかったって? 当日はね、新間さん控室までやってきて選手の前で土下座したんですよ。言う通りに選手を誰も集められなかったと。悪かったと。たぶんね、会場に来なかったというのは、オレ(の自伝)の『パワー・オブ・ドリーム』っていうのがあるやん。あれ治郎丸(明穂)がライターで、俺が喋ったことを文章にして書いたやつなんだけど、たぶん治郎丸がそういう文章でやったと思うんだよね(カクトウログ註:同書には「新間さんまでが会場に姿を見せていなかった」と記載あり)。客の見えるところに新間さんいなかったから。

あげたらキリがないよ。アンドレ(・ザ・ジャイアント)だってオレが外人選手を痛めつけるんでオレを制裁というのを、オレが逆にやっつけたら、新日本がアンドレのご機嫌を取るために沖縄に連れて行った? シリーズで沖縄の大会があっただけ。そのあと二度と新日本に来なかった? あのシリーズの後も何度も何度も新日本プロレスに来てますよ。

それで佐山聡は藤原(藤原喜明)さんと試合して、バンバン顔を蹴りまくっても顔を腫らしてないくらい手加減がうまかった? そんなね、UWFの選手みんなできたよ。それが証拠に、藤波(辰巳)さんとの(大阪での)試合だったけど、変なよけ方をしなければ鎖骨のところに落とすという蹴り(大車輪キック)なのに(藤波が)動いたからここ(頭頂)を切っちゃったんだけど、ハイキックは何十発もやりましたよ。それで藤波さん、のちの長州(長州力)さんの蹴撃事件の時のように顔が腫れたかっていうと、ぜんぜん普通の顔ですよ。当たり前にオレがハイキックをバンバンやったら(相手は)死んでるよ」

井上「これは前田さんの話とつながると思うんですけど、プロとは細心の注意を払ってヤバイことをやるものだと」

前田「そうそう。プロレスはね、スタンドマンのメロドラマなんだよね。かと言って、今みたいにサーカスもどきの危ないことをやってっていうのは違うと思うんだよね。

とにかく(『1984年のUWF』は)時間の事実誤認もいっぱいあるし、こんな中途半端なのでよく出たな。昔だったら出なかった、今は誰も覚えてないから出るけど、ひどいねこれ。3~5ページごとに間違いがある。誰にも取材しないのはいいんだけど、そういうスタイル貫いている人がいるんですよ、塩澤(塩澤幸登)さん、オレの本書いてる。あの人偉いのは国会図書館と大宅文庫とか行って、当時の雑誌記事全部見てるんですよね。そん中で時系列で本を書いてるんですよ。こいつ全然そんなことしてないでしょ」

井上「それともうひとつですね、宝島社から『証言UWF 最後の真実』と。こちらは逆に(『1984年のUWF』と)対をなすというか、当事者だけに話を聞いたという(前田のパートは井上氏が担当)。」

前田「これ(『証言UWF 最後の真実』)はね、選手それぞれが当時感じたことをいろいろ言ってるんだけど、俺の中ではみんなそのうち歳とってくればわかるよって話がいっぱいあるんだよね。でも(第2次UWF旗揚げ戦のマイク)後楽園ホールでの『恍惚と不安~』あれ、オレが神(社長)に言われて言った(更科史郎氏「神くんが考えたって聞いてる」)と? 神は青森出身だから太宰と関係があると? 神が思いついて前田に言わしたと…嘘つけって。ぜんぜん違うよ。俺も読んでてそうだったのかなと一瞬思ったんだけど、どう考えても違うんですよ。

第2次UWFで佐山さんを呼ぼうとした(『1984年のUWF』)、こんなの嘘だよ。誰も呼んでない、必要ないもん。そういうので言うと、UWFは選手は揃いすぎるくらい揃ったもん」

井上「補足すると、本の帯に『1984年のUWFへの前田日明の反論』とあるんですけど、(前田)インタビューを(井上氏に)オファーされたときにはそういう話ではなく、もちろん前田さんもこのとき読んでないし、UWFの話をということで前田さんに取材をさせていただいて。帯になって出てきたんで、いやいやこれは違うでしょということをボクも言ったんですけど、要するに営業部の問題(意向)だから入れるんだと」

前田「浦田さんがずっと佐山さんの味方だったという話もあるんですけど、違うんですよ。変遷があるんですよ。浦田さんもいろいろ借金も背負っていくし。前田は佐山の月1の興行という提案をやらなくて後にやった、なぜやらなかったんだともある。でも当時のユニバーサルは、まずおっきい会場からの信頼がないから借りれないし、資金もない。当時、社員の給料は8か月入ってなかったからね。当時佐山さんが2部リーグどうこうと言ってるときって、浦田さんが収監されてるか出たかっていう頃でしょ。会社も止まっちゃうし、ユニバーサルも自分の会社も大変で走り回っている状況で。あと大会場を押さえるっていうのは1年か1年半前にやらないと無理ですよ。そういう余裕があったら当時のちゃんこ代を出せよって話になる。

あとレガースっていうのは佐山さんがオレたちにつけろつけろって言った。それをつけただけの話なんだよ。佐山さんが大元のルールを考案したけど、当時のインタビューでオレ言ってますよ、佐山さんがつくったやつを使ってますと。前田は姑息で平気で人のものを盗んで性格悪くてって…マスクド・スーパースターがいろいろ言ってるんですけど、あれはプロレス的な発言であってね、マスクド・スーパースターとかディック・マードックと揉めなかったのは、彼らはプロレスの範疇を超えてこなかったから。純粋にグッドワーカーとしてやっていた。超えてきたらやってましたよ、みんなそういう気概があった」

井上「レガースはいやいや付けてたわけではないですよね?」

前田「最初はいやいやだったよ。だったんだけど、佐山さんと藤原さんの試合見てて、いい音するんだよね。これは使えるなぁと思って。グラウンドで地味になるんで。それでね、UWFスタイルっていうのを考えたのは佐山さんじゃないんだよ。藤原さんなんだよ。『プロレスでは(アントニオ)猪木さんにかなわない。俺らは道場でやっていることを生かしてやるスタイルをつくろう』っていちばん最初に藤原さんが言った。そのままやったらお団子状態になるのでプロレスの要素も取り入れながらやったのがUWFスタイルで。

藤原さんが試合になるようにうまくつくったんだよね。そのときはっきり言って佐山さん何もできなかったよ。オレらもシュートやってるということに期待してたのにアイディア何もなかった。

それでやっているうちに佐山さんは『オレの言うことを聞いてくれないとオレは辞める』と。事務所でもみんなにもそれを言うし。困ったんだよね、佐山さんいないと飯食えないだろうというのもあったから。浦田さんが『佐山さんを何とかしてくれないか』とオレに言ったくらいだったからね。

(柳澤氏は)よく自分の都合のいいようにつくり替えてさ、それ(に対して元々に流布されているもの)を『前田史観』って(柳澤氏出演のイベントで)言うんだけと、当時の状況を取材してみ。前田どうこうじゃなくて」

(前田と浦田氏の間に入ってやりとりをしていた田中正悟氏が、あることないことを双方に吹き込んで間でお金をポケットに入れていた話などが続く)

前田「倍賞(倍賞鉄夫)さんに言ったら、『ずっと前から前田には言わんといけないと思ってたけど、田中正悟はホントダメだよ、ワルだよ。なんでかって言うと、新日本プロレスとの(第1次UWF崩壊後でUWF勢が新日本にリターンした)業務提供時代に選手に内緒ということで、マネジメント契約を結んで毎月手取りで200万取った』と。『なんか案件あるたびに追加で要求して、えらいカネ取ってるよ』って。本当ですかと。

その契約書とか支払書とかコピーもらえますかってもらって、田中正悟に『なんですかこれは』と。それと(UWFが新日本に行くときの支度金として出た)2千何百万も(浦田さんに)払ってないみたいじゃないですか。そしたら『これは誰かオレを陥れようとしている』。それで倍賞さんのコピーを見せたら『こんな話はあり得ない』。それでこんど倍賞さんと浦田さん呼んで話しますかって言ったら、『オレはいつでも話する』って言って、南平台の事務所で会議て話をして、そこで別れて彼が大阪帰ってから音信不通ですよ」

(この話を浦田氏にもしたところ、前田は浦田氏と和解。HERO'Sに招聘しようとしたが、浦田氏とHERO'S側の上井文彦氏の間がよくなくて実現せず。旧UWFが傾いた際にUWFから新日本に戻ったという経緯が上井氏にあったため)

前田「話変わるけど、あいつハリウッド映画出たんだよね。あれ、オレに来た企画だったんだよ。あるとき新幹線のグリーン車でプロデューサーと会ってさ、『あれは前田さんでやる話だった』と。田中正悟が出てきて話が入れ替わってアイツで撮ることになったんですと。リングスの選手全員出演させるにはオレを出すしかないとか言い張って、けっきょく(前田は)出なくて。『すごい困ったんですよ』って。あの口のうまさはね、ある意味天才」

(続いて、ゴッチが『1984年のUWF』で前座の選手とされていることについて、前田はとんでもない話だと、ゴッチの北米での活躍を説明)

前田「あともうひとつ言えるのはね、UWFはゴッチさんの教えを受けて一生懸命やってましたけど、どれくらいみんながゴッチさんの技術をきちんと(使うことが)できたのかというと、オレが思うのは(どの選手も)10%以下ですよ。なんでかって言うと、年に1回からあって3回、長いとき1か月くらい日本に滞在して教えてくれる、藤原さんが半年行った、オレと高田(伸彦)で2か月半、藤波さんが半年くらいかな、佐山さんも4か月から半年くらいいたのかな。どんな技術でも最低3年ですよ、それで身につく。10年やってホントは一人前。ゴッチの技術継承とはホントは言っちゃダメ。それでもね、ゴッチ門下からちゃんと結果出してるじゃん。

じゃあ、シュートはどうなの? 海外でビッグネームになれるようなやつ、いねぇじゃん。この本はプロレス界を落としてるんですけど、そんなチンケな世界じゃないんですよ」

(ゴッチがビリー・ライレー・ジムに入るに至った話、お金が集まるところに強い選手が集まっていた話などが続く。そして佐山の話に)

前田「(佐山は)運動神経についていえば、あんな人は見たことない(ほど素晴らしかった)。それで格闘技大戦争(マーク・コステロ戦)に出たんですよ、でもパンチもキックも出せなくて、みんな『なんで?』ってなっちゃって。タックルしか出せなくて。猪木さんもいつまでもプロレスうんぬんと言われないように佐山さんを格闘技第1号の選手みたいに考えていたのに、そうとうショックだったみたいで、これは(格闘技進出は)できないという考えになって」

(『1984年のUWF』の話に戻って)

前田「頭くるね。あのね、失礼ですよ。悪口書かれたからではなくて、ちゃんと調べたうえで、状況とかわかったうえで、書いたならいいんですよ。こんなん(『証言UWF』)みたいにいろんな人がいろんなこと言ってて中にオレの悪口もあるんだけどいいんですよ、オレの中に彼らに対して歳とったらわかるよっていうのがいっぱいあるんで。(『証言UWF』にも)一個言わしててもらうと、UWF本当に大丈夫なのかなって言うのがオレの中にあったんですよ。神たちとも揉めてるんだけどオレがケツまくっちゃったらみんな食えなくなる。

神たちは『お金ないんで若い選手のギャラとかないんですよ』って言う。どうしたかって言うと、当時のいろんな仕事をボンボン入れてくると、神たちが(前田に)。『カネがない』って言うから、全部半分会社にやって。それで神は川崎によると給料(月に)200万取ったって? ふざけろって話で。これを読むまで知らなかったよ」

井上「話は尽きないですけど」

前田「そうだよ!

尾崎(尾崎允実)が偉そうに『船木(誠勝)だけには電話した方がいい』ってオレに言ったみたいに。それをね、誰に相談にいったかと言うと(スポンサーだった)ゼンショーの社長ですよ。小川(小川賢太郎)さん。『船木だけは連絡した方がいいんじゃないか』と(アドバイスされた)。小川さんあとね、こういうこと言った。新しい(第3次)UWFは選手とフロントで株式を分けて平等にやろうという案に対して『それは前田君、違うよ。いちばん責任を取るヤツがいちばん権力を持たないと、組織ってうまくいかないんだよ』と。自分の会社の株式の保有の最重要の書類を見せてくれたからね。

いやー、なんかホントに、コイツ(柳澤氏は)山本(ターザン山本)よりヒドイね。昔、(山本は)あいつ試合場に来てないのにレポート書いてて、よく書けるなと。いやー、ライターの質は落ちたね、なんか。これはドキュメンタリーじゃないよ!」

 これまで一部の前田インタビューの売りで“『1984年のUWF』への反論”というものがあったが、それらは本の中身を伝聞で聞いての反応にとどまっていた。ところが、発売から3か月後のイベントで、吉田豪氏から同本をついに進呈される。読書家の前田が読み終わるまでには、さほど時間は要しなかった。本当に“読んだうえでの反論”という意味では、この番組が初の発信となる。

 誤った認識へと誘導するような描かれ方、多数の事実誤認を『1984年のUWF』に指摘し、「ドキュメンタリーじゃない」と前田は一刀両断。同時に同書が寄り添ったシューティングの存在意義に疑問を投げかけ、自身のルーツであるゴッチやU系の誇りに言及する。いやはや怒りが止まらない!

 返す刀で『証言UWF 最後の真実』にもチクリと一刺し。佐山とマーク・コステロの試合が猪木の思考に大きな影響を与えたという解釈も興味深い。

 全体として、太く短く、せいいっぱい生きてきた前田の格闘人生と合わせ鏡になったかのようなトークではないか。『1984年のUWF』が導火線となって、皮肉なことに、久々に前田の生き様にスポットが当たったことにもなる。前田にとっては同書は怒りの対象であり、迷惑をかけられた気持ち満々だろうが、ここのところ実に生き生きした前田がファンに露出している。

 番組終盤。UWFに未練がないというスタンスを前田はよくとるが、こういう言い回しがこぼれるとき、ファンとして悔しくなるのも確かだ。

前田「新生UWFのときに思ったんは、オレは35歳前に引退して、オレはマネージメントに回って、世界中から選手集めて面白いことやろうと思ってましたよ」

 番組中のファンとのやり取りで今後のリングスの話も。

前田「中国でしっかりとした格闘技団体をプロデュースしてくれないかと。じゃあ、中国人の強いヤツも育てつつ、そういうチームつくってやろうかと。中国って13億人いるんで各地方に大きなドームがあるんですよね。そこを巡回すればドーム興行ができるんですよ。あっという間に年商100億単位のことができますよね。やっぱりヘビー級ですよ、ヘビー級。日本人でもヘビー級育てて、やりますよ」

 前田が前を向いているから、ボクらも応援したくなる。ヘビー級リングスの具体化を引き続き待ちたい。

 終始激白が続いたこの日の配信はいかがでしたか?アンケート結果。
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 イベントで『1984年のUWF』を進呈した吉田氏の元にも前田から電話がかかって来たんだという。
・ 吉田豪 真夜中に前田日明から直電話がかかってきた話

 前田とのやりとりはリンク先にて。

 面白かったのは、『証言UWF』での鈴木みのるへの見解。
##
(玉袋筋太郎)もうこのね、『証言UWF』を読んでね、もうちょっとね、ゲップが出ちゃった。

(吉田豪)(笑)。そうですね。面白かったですよ、僕。

(玉袋筋太郎)面白かったよ。面白かったけど……。

(吉田豪)前田さんのフォローになるような発言も多かったし。

(玉袋筋太郎)あった。まあ、あったよな。鈴木みのるのね、答え方がいちばん楽でよかったよ。

(吉田豪)そうですね。まあ、「大人になれたかどうか」っていうのも見える感じで。

(玉袋筋太郎)そうそう。鈴木みのる、全然大人だったよ。

(吉田豪)超大人ですよ(笑)。

(玉袋筋太郎)超大人だよね。あれだけ「コトナ(子供大人)だ」って言われたやつがさ、こんなに大人になるか!っていう。うん。俺、鈴木みのると会った時、本人に言ったもん。「俺はね、あなたぐらいね、人間の成長を見せてくれた人に会ったのは本当にうれしい。あんたぐらい成長した人はいないよ」って。

(吉田豪)だって、第二次UWFがおかしくなったのは絶対に鈴木さんのせいですよ(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)あれ。道場でおかしくなったのも全部そうですよ。

(玉袋筋太郎)そうなんだよ。ねえ。まだまだ続くのかよ、UWFは。

(吉田豪)プロレスはやっぱりいくらでも掘れるから、面白いですね。

(玉袋筋太郎)掘れるねえ。

(吉田豪)新たな視点がどんどん出てくるし。

(玉袋筋太郎)そう。だから田村潔司に『KAMINOGE』でインタビューしてさ、すっげー面白え話をしてくれたんだけど、全部これ。カット。

(吉田豪)はいはい。「誰々が怒るから」とかね。

(玉袋筋太郎)そうなんだよ。いいだろう? 田村!っていうね。うん。

(吉田豪)前田日明は削らないですからね。あの人はむしろ書き足してくるタイプですから(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)

(吉田豪)悪口、追加っていう(笑)。

(玉袋筋太郎)終わらねえよ(笑)。

(安東弘樹)まだまだUWF、続きそうでございます。

##

 みのるに関しては、あの群雄割拠の新日本プロレスで軍団を現在率いているというのもすごいこと。まさに「成長」。ボクらもかくあらねば。

 原稿チェックでは、田村潔司は削り、前田は書き足すという話も。さすが過ぎる。

 リングスに対して、アウトサイダーは格闘技と前田のライフワークがクロスするところにあり。
・ 格闘技と不良更生とこの国のかたち──前田日明はなぜ「ジ・アウトサイダー」をやるのか|スポーツ|GQ JAPAN
##
「アウトサイダーにはずいぶんカネと時間を投資しています……ひと財産どころの騒ぎじゃないもんなァ」

「不良に注目が集まっていますが、引きこもりやオタクなんかも、参戦するようになってきました」

「不良であっても、理想を求めていくうち生き方が変わってくる。根無し草だった彼らが輝きを放つようになるんです。そうなると周囲も彼らの存在に注目しはじめます。この輪が広がれば、日本人も理想を持つことの大事さに再び気づくはずです」

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▼▼▼ W E E K L Y  A K I R A ▼▼▼

前田日明公認リングスTシャツ&スナップバック発売~ペールワンズの店頭およびWEBにて手に入れよう

 前田日明がペールワンズと組んでグッズ発売。

▼new! 前田日明公認!リングスTシャツ&スナップバック発売
6月2日(金)からペールワンズの店頭及びWEBにて!!
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InoueTakahiroさん(@kaminogeboy) Instagram写真と動画より)

 種類によっては売り切れも出てる。前田ファンは要チェック。


 おまけ。夏にカール・ゴッチ本が発売へ。


 前田日明関連バックナンバー。

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 【週刊 前田日明】はここまで。
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