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2017.08.19

ドン・中矢・ニールセンよ永遠なれ! 1986年の前田日明戦は総合格闘技のルーツとなった【週刊 前田日明】

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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第182回のラインナップ▼ドン・中矢・ニールセンよ永遠なれ! 1986年の前田日明戦は総合格闘技のルーツとなった“前田vsニールセン戦”への没頭ぶりを全開させた柴田勝頼2005年K-1武蔵戦会見を発掘・・・

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 情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明の話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)

 この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
 理想はそこですが、どうなるか。

※不定期連載となっています(全く週刊になっていません、ごめんなさい)。


▼▼▼ W E E K L Y  A K I R A ▼▼▼

ドン・中矢・ニールセンよ永遠なれ! 1986年の前田日明戦は総合格闘技のルーツとなった

 15日、元キックボクサーのドン・中矢・ニールセンが亡くなった。享年57。若すぎる。

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(前田日明戦は新日本プロレスワールドにもラインナップされている)

・ 【訃報】前田日明と戦ったドン・中矢・ニールセンが死去 (イーファイト) - Yahoo!ニュース
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 かつて前田日明と新日本プロレスで異種格闘技戦を戦い、日本の総合格闘技ブームのルーツとなった、日系三世の元キックボクサー、ドン・中矢・ニールセン(米国)が8月15日、バンコクにて亡くなった。57歳だった。

 死因について、弟のジョン・ニールセンに取材をしたところ「脚が感染症にかかって、それが非常に悪化したんです。血液に毒素が入って腎不全になってしまいました。それで脚の手術を受けたのですが、手術中に心臓発作が起こって昏睡状態となり、再び心臓発作を起こして亡くなりました」とのこと。

 ニールセンは1986年10月9日に両国国技館で前田と対戦し、激闘の末、5R逆片エビ固めで一本負けしたが、この一戦で前田は“新・格闘王”と呼ばれることになり、その後、立ち上げた新生UWFが一大ブームを巻き起こした。
 ニールセン氏は前田戦後、藤原喜明や山田恵一と対戦してKO勝ち。佐竹雅昭とも対戦。佐竹も、このニールセン戦をきっかけにスターとなった。

 UFCがスタートした1993年にニールセン氏は引退。引退後はタイのバンコクでカイロプラクティック院を開いて活動。多くの人を癒してきた。
 ニールセン氏は昨年も親戚を訪ねて日本を訪れていた。「いつか前田にも会いたいね」と話していただけに、今回の逝去は残念でならない。
 弟のジョン氏は「兄は日本で前田と闘ったことで素晴らしい体験ができた。日本のファンをとても愛していた。このことを日本のファンのみなさんに伝えてください」とメッセージを送った。

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・ 前田日明氏、ニールセン死去に「言葉が出ないよ…」 - eFight 【イーファイト】 格闘技情報を毎日配信!
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 前田日明氏はイーファイトの取材に応え、「先ほどネットニュースで知ったばかりでビックリした。ただただ驚くばかりで言葉が出ないよ……」と、かつてのライバルの訃報に言葉を失った。

「ニールセンは思い出深い選手の一人だね。あの試合も今から思えば2人ともよくやったと思う。ニールセンは身長が190㎝くらいあったから、手を伸ばせばリング中央で寝かせても簡単にロープに手が届いた。寝かせてもすぐにロープエスケープという訳の分からないルールでやって。ニールセンも俺に両腕を抱えられて投げられたり、いろいろされたからね」

 試合で最も印象深いのは、1Rにもらった左ストレートだという。「当時はアメリカのマーシャルアーツ(アメリカンキックボクシング)ってどんな競技かもよく知らなかったし、ニールセンは現役のチャンピオンだったからね(WKA全米クルーザー級王者)。あの左ストレートは効いた」

 インタビュー中、何度も「驚きしかない。言葉が出ないよ、本当に」と言った前田氏。「いつかタイへ行くことがあったら会いに行こうかなって考えていた。ゆっくり話をしてみたいなって思っていたからね」と存命中に再会できなかったことを悔やんだ。

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 前田日明の新生UWF、佐竹雅昭のK-1が総合格闘技の隆盛に果たした役割は大きい。ニュース本文にもあるように、両選手と闘ったのがニールセン。名勝負を担い、スターを生んだ。

 プロレスと格闘技の両方のリングに上がったニールセン。その闘いがフィックスト・ファイトなのかどうかというのは、ファンの興味によくあがる。

 前田によるニールセン戦の振り返り。
・ 先に仕掛けたのは実は長州力!? 前田日明「じゃあオレもやっていいよな」顔面蹴撃事件を激語り【週刊 前田日明】 プロレス-格闘技 カクトウログ
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(ドン・ナカヤ・)ニールセンとやったとき(新日本プロレス1986年10月9日)だってプロレスでやるのか真剣にやるのかわかんなかったんだよね。で、カーンと鳴って受けに行こうとしたら(パンチを)ボーンと打ち抜かれてさ。わけわからなくなって1ラウンド終わって、セコンドから「ヤバイ、行かないとダメだよ、行かないとダメだよ」って言われて「そうか」って向かっていった。下手したら、あのワンパンチで終わってる。
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 2005年の『kamipro』では「マエダ戦の前にボクが新日本から言われたのは『試合を盛り上げてくれ』それだけだったよ」とのコメントをニールセンは出していた。

 冒頭の訃報ニュースを綴った稲垣収氏は、こちらでニールセンにインタビューをしたばかり。

Gyakusetsu_9▼new! 逆説のプロレス(9) (双葉社スーパームック) 8月17日発売!前田日明インタビュー「Uターン時の“猪木憎し”は完全なアングル」 ドン・中矢・ニールセン インタビュー 前田戦は結末の決まっていない「リアル・ビジネスファイト」だった! ミスター高橋インタビュー “藤原教室”を嫌っていた坂口征二のUアレルギー

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(写真はターザン山本!(@tarzany)さん Twitterより)

 事実上の最後のメッセージにもなった『逆説のプロレス』9号。こちらでニールセンは、前田戦をこのように語っている。

「結局、非常に歴史的な試合になった。あの試合がMMA(総合格闘技)のルーツになったんだ」

「観客が『マエダコール』をしたのも、あれが初めてと聞いている。私との試合でスーパースターになったわけだね」

「結末が決められている“フィックスト・ファイト”じゃないが、やっていいこととダメなことが決まっている試合だ」

「(ダメなことは)彼をKOしちゃいけなかった」

「(最後の片逆エビ固めは)痛かったよ! だからギブアップしたんだ」

 1ラウンドにニールセンのパンチが入ってしまい、前田は記憶がない状態でこの試合を闘ったとも言われる。フィックスト・ファイトかどうかにはくくれない闘い。

 実に様々な検証が可能となるニールセン『逆説のプロレス』9号インタビューは、詳細にぜひ目を通していただきたい。同ムックにある前田による新日本プロレス時代検証インタビューもかなり面白いです。

 とにかく、ニールセンの試合運びは異種格闘技戦やプロレスというリングにどハマりした。自身も積極的に闘うし、レスラーの多彩な技を受けまくりもしたのだ。主催者の意向を受けてというきっかけも多分にあったが、ファンを興奮させる試合を組み立てることに意欲高く取り組んだニールセン。キック界の桜庭和志ともいえる役割を果たしたとも言える。

 なお、テレビ中継に入らなかったシーン。試合後に前田がマイクをとり、ニールセンに日本人の血が流れていることを語り「彼にも盛大な拍手をお願いします」と相手を讃える。ニールセンも日本語で「日本に来られて、光栄に思います」とマイクしたという。いい話だ!


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“前田vsニールセン戦”への没頭ぶりを全開させた柴田勝頼2005年K-1武蔵戦会見を発掘

 柴田勝頼による2005年の柴田vs.武蔵(K-1)会見での“1986年の前田vs.ニールセン戦”への没頭ぶりを、当時のカクトウログから再掲。なお、前田vs.ニールセン戦のフィニッシュを武蔵はアキレス腱固めとコメントしたが、柴田は片逆エビ固めだと会見中に指摘する一幕も。

 ファンにとってのみならず、少なくない選手たちにとっても、前田vs.ニールセン戦での前田勝利には自身を投影し、自身もかくありたいと憧れる。そんな試合だったのだ。

異種格闘技戦といえば、「ドン・中矢・ニールセン」
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武蔵と柴田の間にいるのは上井文彦氏
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前田vsニールセンの決め技を間違えた武蔵
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1986年の「10・9」両国国技館
前田日明vsドン・ナカヤ・ニールセン
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フィニッシュは片逆エビ固め
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勝利した前田に駆け寄ったのは高田延彦
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(最近は)1日2回見てる、朝起きて、夜寝る前にも
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離れてしまった昭和のファンを取り戻したい!
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170602_rings_pehlwans2▼new! 前田日明公認!リングスTシャツ&スナップバック発売
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 前田日明関連バックナンバー。

□ 前田日明「後輩たちに、さらに光を」垣原賢人&高山善廣に大エール! 垣原は“ガン克服”の先輩・藤原喜明に完敗

□第181回 先に仕掛けたのは実は長州力!? 前田日明「じゃあオレもやっていいよな」顔面蹴撃事件を激語り【週刊 前田日明】
* 先に仕掛けたのは実は長州力!? 前田日明「じゃあオレもやっていいよな」顔面蹴撃事件を激語り

□ まるで仁王立ちするゴッチのように~南千住の回向院にある「プロレスの神様」カール・ゴッチ之墓を参拝しました

□ カール・ゴッチが絆を紡ぐ~前田日明、藤原喜明、アントニオ猪木が笑顔で再会ほか納骨式写真集まとめ

□第180回 ドイツ軍・ロシア軍で格闘技教官として無敵だった! 没後10年カール・ゴッチ秘話を前田が語る【週刊 前田日明】
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* 直前情報! 30日(日)15時ディファ有明アウトサイダー大会はネット無料生中継

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□ 前田日明がオリラジ藤森慎吾さんと武勇伝披露で「あっちゃんかっこいいーっ!」~予告なくフジテレビ「全力!脱力タイムズ」に出演


 【週刊 前田日明】はここまで。
 今週も前田日明を追いかけます!


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