前田日明「後輩たちに、さらに光を」垣原賢人&高山善廣に大エール! 垣原は“ガン克服”の先輩・藤原喜明に完敗
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行ってきました、カッキーライド。14日、垣原賢人復帰戦「カッキーライド」後楽園ホール大会が行われた。
悪性リンパ腫で闘病中の垣原は約6年ぶりのリング復帰。されど、関節技の鬼と称される“ガン克服の先輩”藤原喜明に腕・足を極められまくり。10分強で10回極められ、垣原は1回も藤原を極められなかった。
グラウンドに終始したため、試合勘がどれくらい戻っているのかは不明。ただ、スパーリングでも体力を消耗することは明らかであり、10分強闘い抜いたことは自信になったのではないだろうか。
垣原は閉会時に「こんな最高の仲間がいるボクは負けない! 高山! 帝王! お前は絶対大丈夫!」と、頸椎損傷で欠場中の高山善廣への支援を宣言した。記念撮影には、垣原のセコンドを務めた桜庭和志も加わる。
大会中盤には山崎一夫実行委員長に招かれる格好で前田日明が登場。この2ショットも嬉しい。
「前回(カッキーライド時)の垣原は今にも死にそうで『癌にオタオタするな』と言いましたが、今日はピンピンしてる。頭のひとつでも殴ってやろうかと(笑)。元気で何よりです。プロレスは怪我人が続出で心配、高山のこともですが、人間諦めたら(いけないので)奮起する。奮起することで、意志や感情や行動も変わってくる。高山には頑張ってほしい。垣原はそろそろ治ってるようなもんなんですが、後輩たちにさらに光を当ててほしいと思います。ありがとうございました!」
前田が後輩に大エール! UWFという団体がない中で、あの頃の思い出とレスラー同士の絆が輪を生む。ジーンとくる場面ではないか。高山支援の方法が具体的に決まっているわけではないが、タカヤマエイドに相当するものが実現する際にも前田にガツーンとマイクしてほしいものだ。
Uスタイルへの挑戦となった丸藤正道はハーフパンツにレガース着用で登場。冨宅祐輔のグラウンドと蹴りに苦しんだが、一瞬の隙ができた冨宅になんと虎王を一閃。勝負が一瞬で決するUスタイルをクローズアップさせた。
一方で、鈴木みのるはレガースなし。キックはイエローカードとなり、頭突きも同様にイエローカード。ポイントをぎりぎりまでロストしておいてからのワキ固め勝利。プロレス脳も使ったうえでのUスタイルでの味付けはサスガだ。
格闘技スタイルのUWFがあって、アイデンティティを確立したレスラーたちがいた。この日も、UWFメインテーマでの全選手入場式が再現される。ロストポイント制による一進一退までも懐かしい。UWF回顧ブームと言われる中、垣原はレスラーズとファンの夢をしっかりとライドしたのだった。
垣原の娘・垣原綾乃さんは父への手紙を披露。所属するバクステ外神田一丁目としての唄で大会に花を添えた。
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■垣原賢人復帰戦~カッキーライド~
8月14日(月)18:30 後楽園ホール 観衆1054人
<第1試合 UWF道場スパーリングマッチ 時間無制限>
藤原喜明
(10-0)※10分25秒
垣原賢人
<第2試合 UWFルール 30分1本勝負>
〇船木誠勝
(2分44秒 三角絞め)
●田中稔
<第3試合 UWFルール 30分1本勝負>
〇中野巽耀
(4分38秒 しゃちほこ固め)
●中村大介
<第4試合 UWFルール 30分1本勝負>
〇鈴木秀樹
(6分59秒 風車固め)
●野村卓矢
<第5試合 UWFルール 30分1本勝負>
〇鈴木みのる
(7分43秒 ワキ固め)
●ロッキー川村
<第6試合 UWFルール 30分1本勝負>
●冨宅祐輔
(8分44秒 ヒザ蹴り→KO勝ち)
〇丸藤正道
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