本日(3日)はパークハイアット北京で「新K-1」スタート会見、日本で「DREAM系大晦日大会」会見
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かねてよりいくつかの媒体で石井和義氏による理念の発信が先行されていた新K-1および国際K-1連盟の設立。その会見が本日3日に行われることが、2日にわかった。
関連情報をおさらい。
・ FIKA - FEDERATION INTERNATIONAL K-1 ASSOSIATION -
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新K-1のスタート及び、国際K-1連盟の設立について
K-1創始者の石井和義は、国際K-1連盟(Federation International K-1Association)を香港に新設立し、成長著しい中国における七星グローバルエンタティメント(中国投資会社/ 陽光紅岩集団のグループ企業)と資本・包括業務提携を行うことを基本合意しました。今後、「アジア発、世界へ」スポーツとしてのK-1競技を発展させていくことになりましたので、ここに発表します。
● 会見日時
2011年11月3日10:00~
パークハイアット北京
100022, 北京,2 Jianguomenwai Street, Chaoyang District,
● 国際K-1連盟について
Federation International K-Fights Association
・武道による少年・少女の健全なる育成と教育
・空手・拳法・カンフー・キックボクシング等の立ち技武道の発展
・武士道、騎士道精神による社会倫理の形成と、世界平和を基本理念に、香港にて連盟設立。立ち技武道の最高峰の舞台として、K-1競技の運営及び普及を行います。
● 新生K-1について
2012 K-1WORLD GP より始動。
世界32ヶ国でそれぞれ国内トーナメントを開催し、勝ち残った各国の代表選手32名による、真の世界一を決めるサバイバルトーナメントを実施。開催階級は以下3階級を予定しています。
・ライト級(新設) ・・・・・・・・・63kg 以下
・ミドル級・・・・・・・・・・・・・・・・70kg 以下
・ヘビー級・・・・・・・・・・・・・・100kg 以下
● 開催スケジュール
国別代表トーナメント・・・・・・・2012年 4月迄
準々決勝ベスト32・・・・・・・・・2012年 5月~ 6月
準決勝ベスト16・・・・・・・・・・・2012年 9月~10月
決勝ベスト8・・・・・・・・・・・・・・・2012年10月~12月
※決勝ベスト8は、各階級ごとに開催します(計3カ国)
押忍!1993年にK-1は誕生しました。カンフー、空手、拳法、などの武道を志す子供たちのためにも、武道を世界的なメジャースポーツにしたい、そんな思いを胸に、世界中の強いファイターがK-1のリングに集い、世界中のサポーターの協力のなかで、世界最高峰の戦いのステージが形成されていきました。
そして約20年の月日を重ねて、K-1グランプリは立ち技格闘技の世界一を決める大会と世界中の人々が認める象徴となったのです。K-1はこれまで日本はもちろん、ラスベガス、ハワイ、パリ、スイス、香港、韓国、など世界各国で開催され、大成功を収めてきました。また世界135か国でテレビ放送されてきた、世界的に認知され、人気の高い、ファイトスポーツです。アジアは武術、武道の発生の地であり、中国は少林寺、カンフー、ブルース・リーに代表されるように、その中心となる国であります。
これからK-1がメジャースポーツとして、中国から世界中に広がり、プロ、アマチュアの両方が拡大、発展するため、皆様のお力添えが必要であります。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
K-1創始者 石井和義
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・ 創始者石井氏、再生へ国際K-1連盟設立 - 格闘技ニュース : nikkansports.com
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・ 運営会社FEGの経営不振で存続の危機にある立ち技系格闘技K-1が、大規模な構造改革で再スタートする。K-1創設者で正道会館宗師の石井和義氏(58)が、新たな統括組織となる国際K-1連盟(FIKA)を設立することが1日、分かった。多額の負債を抱えるFEGの独占興行を廃止。中国の投資会社の支援を受けて香港に拠点を置く。さらに世界キックボクシング団体協会(WAKO)の加盟団体と協調して個人、団体戦の世界大会を開催する。石井氏は明日3日、パートナー企業とともに中国・北京で発表予定。
・ FIKAは国際サッカー連盟がモデル。K-1の興行権や運営を統括する国際組織。
・ 中国投資会社の七星グローバルエンタティメントとパートナー契約。
・ 今年7月にWAKOと開催協力で基本合意。WAKOに加盟する約110の国や地域団体を中心に、FIKAの下部組織を立ち上げる。ファイトマネーの高騰につながる、従来の選手ごとの契約形式を取りやめ、出場給を一律にし、勝ち上がりによるボーナス制とする。
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・ 新生「K-1」旗揚げ!バックに潤沢チャイナマネー - スポーツ - ZAKZAK
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・ 総合格闘家の秋山成勲(36)らが参戦する米国のUFCなど従来の格闘技イベントは、選手個人が所属ジムやエージェントと専属契約を結んだ上で試合を開催してきた。だが、FIKAは、こうした雇用契約とは無関係に、登録すれば参戦は自由。「格闘技界の慣習を打ち破る画期的な機構になる」(石井氏)という。
・ FIKAが提携する七星社は、中国の投資グループ、陽光紅岩投資事業集団(Sun Redrock Investment Group)の傘下企業で、同グループは中国の金融、メディアを中心に企業買収で急成長した複合企業体(コングロマリット)として知られる。潤沢なチャイナマネーをバックに、FIKAが機能していくことで、興行会社の経営に影響を及ぼすファイトマネーの高騰などをマネジメントしやすくなるほか、格闘技イベントの新たなビジネスモデルを構築できる可能性がある。
・ 中国の娯楽産業はコンテンツが枯渇気味のことから、新生「K-1」は「巨大なマーケットとして期待できる」(経済アナリスト)という。
・ 石井氏は「アジアから世界へ。サッカーのように、競技スポーツとして新生K-1を普及、発展させていく第一歩にしたい」と意欲満々だ。
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記事にもある通り、これまでは期間(1年間が通例)あるいは試合数で契約をおこない、該当大会に出場するという考え方だった。これを「出場給」「勝ち上がりボーナス制」に変えるというのは理想的。ただ、ファイトマネーが保証されないトーナメント一発勝負の世界というのは、参加する側にとっては怖いことでもある。目論見通りに選手が集まるかはわからない。
そんな中で石井氏がどんなリーダーシップと手腕を発揮するかには大いに興味がわく。前田日明でさえ、リングス再興は後楽園ホール大会年間2大会から地力をつけていこうというスピード感であるのに、世界規模でガツーンとやる鼻息の荒さなんだから。
今回のニュースですが、検索すると中国の新聞サイト(?)で少なくとも10月20日には日本より先行して報道されている。
・ 阳光红岩收购K1:吴征杨澜夫妇投资体育界-爱蜂窝
投資記事の一つなのだが、「格闘技というジャンルはアメリカでのUFCのように拡大していく可能性があり、K-1はアジアではUFC以上の知名度がある。2005年には22%の視聴率を日本で記録した」みたいなことを書いているようです。
日本から見た中国のイメージとは異なるんですが、知っている人に聞く限り中国には格闘技鑑賞というジャンルは確立されていません。むしろバスケットボールやサッカーの外国の中継を観ているようです。裸でいる人をみる文化さえないという言い方をする人もいます。そんな中に文化として根ざすことができるかは未知数。豊富な資金を成果に結び付けられるか、石井氏の一世一代の勝負なんである。
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本日3日には、日本でも格闘技の会見が行われる。
・ DREAM | ニュース | 当サイトにて生中継!!明日11月3日14時30分より大晦日イベント記者会見!!
・ DREAM | ニュース | 「過去すべての大晦日大会のどれとも違って、どれよりも素晴らしい大会にします」笹原圭一DREAMイベントプロデューサーインタビュー
DREAM系のイベントということになる。笹原圭一プロデューサーによると「ひとまずイベント名称、コンセプト、チケット販売スケジュールなどの大会概要を発表します。対戦カードに関しては、明日は発表できないのですが、調整を進めていて合意を迎えているカードもありますので、来週からドンドン発表していきたい」とのこと。
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