存続危機は戦極だけでなくFEGも! フィールズ撤退後を見据えたドン・キホーテ獲得プランが進行
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大晦日2大興行「Dynamite!!」「SRC(戦極)」の会場一本化は、トップ会談で合意しながら“戦極側の内部交渉”がまとまらないという事態が依然として続いているようだ。
22日(日)の動き。
・ Dynamite!!+戦極合同開催大詰め - 格闘技ニュース : nikkansports.com
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22日都内で、話し合いは最終段階にあることを明かし「週明けの水、木曜(25か26日)に会見できれば。戦極側の内部交渉次第」と語った。一方で「(今)週末までに決まらないと、間に合わない。こちらもカードを決めなくてはいけない」と、交渉のデッドラインにも言及した。
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23日(月)の動き。
・ バウトレビュー - NEWS - 戦極 吉田×石井について國保氏「リングはどこでもいい」
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・ WVRは20日、石井慧×吉田秀彦を組んだ大晦日の有明コロシアム大会について「別の大きな会場を調整中」と発表。大会運営全般を仕切っていた國保氏ではなく、菅原邦夫代表取締役の名義でプレスリリースが流されたことは、これまでのSRCでは異例だった。
・ WVRの國保尊弘取締役は23日、同社が特別協力したプロ修斗JCBホール大会を観戦。
國保氏「オーナー、トップの最終決定に従うだけ。会社の決定は真摯に受け止める」
「記者会見があるとかといった話も聞いていないし、わからない」
「(石井×吉田消滅の噂)僕からは何とも言えない。ジェイロックの代表の立場で言うなら、しっかりした状況さえ把握できれば、実現するリングはどこでもいい」
「他の戦極に出場している選手たちにしても、スタッフにしても困る状況ですから、とにかく早く決めてあげたい」。
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会見開催は25日? 26日? “しっかりした状況”が確認できるのを吉田秀彦・石井慧は待っている状態ということなんだろう。
一連の騒動では、有明コロシアム消滅による戦極サイドの経営危機が取り上げられてきたが、危機はFEGサイドにもある。既にマスコミ関係者の間では共有され、実話誌などでは文字にもなってきたフィールズ撤退の可能性が、日刊サイゾーにて伝えられた。
・ 「来年以降は白紙......」格闘技K-1に消滅危機!? 戦極との合同開催の裏側 - 日刊サイゾー
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・ FEGのイベント関係者「本来、戦極の自滅は時間の問題なので、こっち(FEG)から無理に歩み寄らなくても放っておいてよかった話。合同開催となると、戦極側の条件をいろいろ考慮しなくてはならない面も出てきますから、年末には間に合わなくとも、自滅を待って石井を獲得する選択肢もあったんです。でも、肝心のFEG自身のスポンサーが撤退する可能性が出てきてしまったんです」
・ つまり、ドン・キホーテとの密談は新たなスポンサー獲得のためという話だったのか。FEGはK-1、Dynamite!!のメインスポンサーとしてパチンコメーカーのフィールズに出資してもらっているが、来年契約を更改しないのではないかという話は関係者間で既にささやかれていることだ。
・ 業界の事情通が明かす。「フィールズの会長は大の競馬ファンで知られていますが、ドバイで世界の王族を集めるイベントを開催し、そこでK-1も企画のひとつに入れようという夢があったんです。でも、世界不況によるドバイのバブル崩壊でそうした話も消えてしまい、情熱がなくなった可能性はありますね。ただ、一方のドン・キホーテの安田会長はあくまで総合格闘技の大ファンであるということで支援してきた人なので、K-1のスポンサーになるかは微妙でしょう。総合格闘技部門をスポンサーするのではなく買い取るなんて話も聞きますし」
・ 戦極との共催が実はFEGのスリム化の第一歩だとすれば、大晦日の電撃合体があったからといっても、来年以降の格闘技界が明るいとは言えないようだ。
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谷川氏が専門誌で「みなさん、ドンキで買い物を」と言ってた重みは、多くのファンが想像した以上に、とてつもないものだったりする。
もちろん、危機を抱えた素振りを見せずに、FEG谷川氏は「大同団結」だと前向きに語ることが役割であるし、それを専門誌もポジティブに伝えることで運命共同体となる。とにかく「魔裟斗引退」「石井×吉田」という二つの起爆剤が無事に大晦日に炸裂してくれることを祈るのみ。
日刊サイゾーの記事の最後には『石井訓』のアマゾンへのリンクが付いているんだが、紹介文に「ロンドン五輪目指した方がよかったね」とある。サイゾーさん、そりゃキツイぜ…。素質がいろいろ言われた石井だけれども、時間をかけた努力が花開いて、まわりを見返すくらいのものを期待します。
参考。
・ まずは戦極「有コロ」消滅?ダイナマイトとの「たまアリ」一本化は「合意」するも「決定」できず: カクトウログ
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